
大会概要
TRC2027 大会要綱(初版)に基づく情報です
最新情報は随時更新します


大会概要
今、月面開発が世界中で注目を集めています。2030〜40年代を目途に、月面の水や金属資源の分布調査、有人基地の建設などが計画され、月は科学的にも経済的にも大きな価値を持つ場所になりつつあります。
こうした計画では、国内外で無人探査機・無人ロボットの活用が予定されており、これらの技術を担う人材の育成がますます重要になっています。
鳥取ローバーチャレンジ2027は、鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」を舞台に、無人ローバーを使って月での科学探査や基地建設に必要な技術を競う大会です。将来、宇宙開発・宇宙産業に携わる技術者や研究者を目指す皆さんの「登竜門」となることを目指しています。
競技テーマ「Do more with less」
月面開発の初期段階では、使える機器・電力・時間などのリソースが限られる。今年度は3ミッション制から2ミッション制に変更した。すべてのタスクに挑戦する必要はなく、「挑戦すること、確実に取りに行くこと、あえて捨てること」を選ぶ戦略そのものが競技の一部となる。科学 タスクでは、答えの正否ではなく、そこに至る考えのプロセスを評価する。
探査ミッション(制限時間40分)
月を「科学探査の対象」であり「宇宙を観測する拠点」でもあるものとして活用するミッション。①着陸機の整備、②岩石の観測・サンプルリターンと科学分析、③建設資材の運搬・配置、④月面天文台アンテナの展開の4タスクから、順序を問わず自由に選んで挑戦する。タスクの達成度とゴールまでの距離で点数をつける。遠隔操縦でも参加でき、自律レベルが高いほど加点される。
自律ミッション(制限時間30分)
新たな活動拠点や移動経路の候補地を調査するミッション。フィールド上のArUcoマーカーを手がかりに、ローバー自身が巡回順序と走行経路を生成してチェックポイントを巡る。あわせて、測量、岩石の撮影、着陸機の故 障箇所の撮影、高所からの俯瞰撮影を行う。最後は、事前に共有された画像から目的地点を推定し、自律的にゴールを目指す。ベーシック・エキスパート部門は完全自律(自律レベル3)で行う。
3つの部門
エントリー部門(12チーム):自律ミッション1つに挑戦
ベーシック部門(12チーム):探査・自律の2ミッションに挑戦
エキスパート部門(6チーム):2ミッションに加え、より高度な技術と考察力が求められる。原則として過去大会などへの出場実績が必要
詳細は大会要綱および付録「競技説明編」を参照してください

